2021年振り返り

早いもので、今年もこの振り返りブログを書く時期となりました。このブログは例年、年末の振り返りしかやってないですね。😅

今年は、2月に転職しましたが例年通り忙しい一年となりました。大変でしたが、それはそれで幸せなことだと思っています。

唯一の出来事は、8月に自転車で転倒して、左手首を骨折して、金属プレートを入れる手術をしました。左手が全く使えない時期は、それはもう大変でした。😂 今は、順調に回復し、おそらく来年金属プレートを外すことができると思います。また手術かと思うところはありますが。。🥲

常に、「エンジニアとして技術を極めて、アドボケート・エバンジェリストとして技術を伝え、技術教育者として技術を教える」をモットーに日々試行錯誤していますが、今年は感覚的には明確に分けられる感じというより色々と交わる形が多かった気もします。

早速振り返ってみたいと思います。


本業においては、前半は転職したということで、Oracle Cloud Infrastructure(以降OCI)を勉強し始め、OCIの資格取得を頑張りました。後半は、案件支援、ワークショップ、登壇など色々と実施しました。

OCI関連の資格も実はたくさんあり、結構苦戦しながらもなんとか以下の資格を取得しました。

  • Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Associate
  • Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Professional
  • Oracle Cloud Infrastructure Certified Cloud Operations Associate
  • Oracle Cloud Infrastructure Enterprise Workloads Certified Associate
  • Oracle Cloud Infrastructure HPC and Big Data Solutions Certified Associate
  • Oracle Cloud Infrastructure Developer Certified Associate
  • Oracle Cloud Infrastructure Foundations Certified Associate
  • Oracle Autonomous Database Cloud Certified Specialist

基本的には、OCIのe-learningをベースに勉強しました。短期間だったので、暗記に頼るところはありました。私的には、ある意味、頭の中にインデックスを貼ることができたと思っているので、実際に触って行く中で振り返りながら定着させられればと思っています。

OCIに限らずクラウド全般に関わるところもあるので、興味ある方はチャレンジしてみるのもオススメです。

レーニングは無期限無償、認定試験は期間限定で無償のようなので、このチャンスを利用するのも良いと思います。(宣伝です🙇‍♂️)

www.oracle.com

その他の取得資格は以下です。

KCNAは、今年のKubeCon + CloudNativeCon North America 2021 で新資格として発表されて、自分はベータ版を受験しました。ベータ版は、本試験よりも問題数は多いですが、無料で受けられるということでチャレンジしてみました。これから全般的にクラウドネイティブを学ぶ方向けで、基礎が網羅されている印象でした。特に対策せずに挑みましたが、これまでの整理ができた印象です。

CKSは、今年早めに取得する計画でしたが、忙しく結局クリスマスとなってしまいました。😅 対策としては、以下Udemyのものを利用しましたが、バンドルされた模擬テストは本試験よりも難しい印象でした。何回かこのコースをやって、関連するドキュメントの整理、実際にクラスタを構築して試すことを中心に勉強しました。

www.udemy.com

来年はCKA/CKADの更新時期なので、頑張らないといけないですね。。😶

今年は、昨年から水面下で執筆を進めていた以下書籍📙を7月に出版しました。🎉

お声がけ頂いた昨年の4月頃は、本当に書き上げることができるか不安でしたが、編集者、レビュアーの優秀なエンジニアの方々に支えられて無事に出版に至りました。改めて、この場を借りて関わってくださった皆様には感謝しかありません。ありがとうございます。🙏

この書籍は、Docker、Kubernetesの基本を学んで、Helmによるマニフェストのテンプレート化、ローカル開発環境としてSkkafold、最後はGitHub ActionsとArgo CDを組み合わせたGitOpsを手を動かしながら学べる内容です。自身がこれまで行ってきた専門学校、プライベートトレーニング、勉強会ハンズオンなどの集大成的な感じです。「何から始めて良いのか分からない」からの一歩のお役に立てればという思いを詰め込みました。

資格取得、執筆、業務での調査・検証をしていく中でエンジニアとしての自分を実現した一年かもしれません。


今年もありがたいことに、登壇の機会にも恵まれました。仕事というところもありますが。😅

Oracle Cloud Hangout Cafe(#ochacafe)

  • CI/CD最新事情

CI/CDのおさらい、CIOpsとGitOps、CIセキュリティ、OPA、ProgressiveDeliveryなどの内容で発表しました。

www.youtube.com

speakerdeck.com

github.com

  • Observability再入門

Observabilityの定義、metrics/logs/traces、ツール(Prometheus/Grafana/Loki/Jeager/Kiali)などの内容で発表しました。

www.youtube.com

speakerdeck.com

github.com

MySQL Technology Cafe(#mysql_cafe)

Oracle MySQL Operator for Kubernetesの内容で発表しました。

www.youtube.com

speakerdeck.com

github.com

今年のアドベントカレンダーにも投稿しました。

qiita.com

qiita.com

CloudNative Days Tokyo 2021(#CNDT2021)

運良く採択を頂きました。🙏

クラウドネイティブという言葉の定義を軸に、CNCF、DevOps、CI/CD、Microservice、Observabilityを整理して、その意味と手法や技術がどう関わって、クラウドネイティブを実現するのかを改めて辿る内容で発表しました。

event.cloudnativedays.jp

speakerdeck.com

記事としても取り上げて頂きました。ありがとうございます。🙏

thinkit.co.jp

CloudNative Days Tokyo 2021 プレイベント(#CNDT2021)

Kubernetes完全ガイド』『Kubernetes実践ガイド』『Dockerコンテナ開発・環境構築の基本』『Kubernetes CI/CDパイプラインの実装』の著者によるパネルトーク & 書籍抽選大会 at oVice に著者として参加しました。

www.youtube.com

こうした登壇活動が、今年のアドボケート・エバンジェリストの自分を実現したところだと思います。


教育的な観点では、本業務やコミュニティ活動においてハンズオンワークショップを実施しました。

CI/CD Conference by CloudNative Days 2021(#CICD2021) & CloudNative Days Tokyo 2021(#CNDT2021)

Co-locatedイベントでのCNDT実行委員有志によるハンズオンにおいて、ハンズオンコンテンツ制作とハンズオンセッションを実施しました。

素晴らしいエンジニアの方々と一緒に出来たことは、とても貴重な経験でした。感謝です。🙏

参加いただいた方々からのフィードバックもご好評いただけたので嬉しい限りでした。🙇🏻‍♂️

github.com

CloudNative Days Tokyo 2021(#CNDT2021)

ハンズオンスポンサーとして、以下ハンズオンコンテンツ作成とハンズオンセッションを実施しました。

自分の弱いところをチームメンバーに助けてもらいながら実施しました。自分も勉強になりました。改めて、感謝です。🙏

github.com

oracle-japan.github.io

Oracle Developer Day 2021(#oradevday)

10月にGAとなったOCI DevOpsのハンズオンコンテンツ作成とハンズオンセッションを実施しました。

こちらもチームメンバー、配信担当の方に支えられて無事に安心して実施できたことに感謝です。🙏

developer.oracle.com

oracle-japan.github.io

github.com

こうした活動が、今年の教育者としての自分を実現したところでもあります。


コミュニティ活動としては、今年もCloudNative Days Tokyo実行委員メンバーとして参加しました。 プロモーションチームでブログ、ツイート、プレイベント企画など担当しました。

新しいメンバーも入り、楽しく出来ました。🙌

event.cloudnativedays.jp

event.cloudnativedays.jp

そして、2022年3月11日(金)に開催されるObsevability Conference 2022 by CloudNative Days (#o11y2022)も実行委員として参加します。

絶賛、CFP受付中ですのでよろしくお願いします!!(宣伝です🙇‍♂️)

cloudnativedays.medium.com


アーキテクト、技術書執筆者として大尊敬している北山さんの書籍のレビュアーとして関わらせて頂きました。KubernetesネイティブなCI/CDの書籍としては初(日本)であり、Tekton、Argoを手を動かしながら学べる唯一の書籍です。おすすめな一冊です。私自身も勉強になりました。🙏


こうして、振り返ってみると幅広く活動した一年となりました。骨折した時はご迷惑をおかけしたこともありましたが、素晴らしい方々、同僚に支えられ、助けられて、感謝の一年となりました。皆様には、感謝しかありません。ありがとうございます。

入社からずーっとリモートでしたが、仕事納め前にチームメンバーと少しだけ会えたのも良かったです。😊

来年は、健康に気をつけて、新しいことにもチャレンジしていきたいと思います。 まだ、ご時世的にはどうなるか分かりませんが、引き続き日々精進してまいります。

来年も皆様と楽しい一年になるよう頑張りたいと思います。 そして、よろしくお願いします。

良いお年を!!